■教育活動

愛媛大学農学部附属演習林では,年間を通して数多くの授業が行われています。特に,森林資源学コースにおける総合的な森林学への導入授業である 「森林科学」 シリーズでは,コース分属を果たした2回生が約1年間にわたって毎週のように演習林に宿泊しながら森林学の基礎を学んでいます。また,農学部1回生の必修科目である「生物資源科学実習ⅠE」 では,生物環境学科の1回生全員に,森林踏査や樹木の同定,土壌動物観察等を経験させています。この実習には森林資源学コースの大学院生をTAとして参加させていますが,1回生だけでなくTAにとっても貴重な教育実習経験となっています。

A.共通教育科目
・自然の法則 「日本の森林から世界の森林へ」
・環境ESD指導者養成講座ⅠおよびⅡ

B.農学部専門教育科目
・生物資源科学実習ⅠE

C.森林資源学専門教育コース科目
・森林科学Ⅰ~Ⅷ
・測量学演習
・森林測量学演習
・実践森林 ・ 林業教育

D.理学部専門教育科目
・生物学野外実習

E.大学間連携授業
・中四国9大学連携授業 「里山フィールド演習」
・大学間単位互換授業 「森林を知ろう」(松山大学生受講可)

F.社会連携
・SSP高校生講座
・愛媛県高校生特別授業 「森にとける:高校生の夏」
・地元小中学校との連携授業
・松山ロータリークラブ ・ サマースクール 「みんなでエコロジー」
・公開講座 「樹木ソムリエ」(視覚障害者対象)